GAKU.
負け試合でもできること -- 諦めない判断の基準

負け試合でもできること -- 諦めない判断の基準

0/5のスコア。タワーは3本折られている。ゴールド差は5000。こんな試合、もう勝てないんじゃないか。サレンダー(降参。チームの過半数が賛成すると試合を途中で終了できるシステム。LoLでは20分以降に投票可能)したくなる気持ちはわかる。

でも、MOBAには逆転がある。劣勢でも諦めずにプレイを続けることで、思わぬチャンスが転がり込んでくることは珍しくない。

負け試合でも「やれること」は必ずある

負けている試合で犯しがちな間違いは「もうどうでもいい」と投げやりになること。CSを取らなくなったり、無謀な集団戦に突っ込んだり。これは負けを加速させるだけだ。

逆に、負けていても丁寧にプレイを続けると、相手のミスやオーバーコンフィデンス(勝っている側が油断して無理な行動を取ること)をきっかけに巻き返せることがある。

不利な状況でやるべきこと

1. 死なないことを最優先にする: 不利な状況でのデスは、有利な状況でのデスより痛い。デス時の報酬ゴールドはキルストリーク(連続キル)やレベルによって変動するため、不利側が死ぬと差がさらに広がりやすい。

2. 安全にファームできる場所でCSを取る: サイドレーンのウェーブが自陣タワー付近に来ているなら、そこでCSを取る。ジャングルの中立モンスターを狩る。ゴールドと経験値を稼ぎ続けることで、スケーリング(時間経過とともにキャラクターが強くなる度合い。後半型キャラクターほどスケーリングが高い)で追いつくチャンスが生まれる。

3. 視界を守る: 不利な時ほど視界が重要。自陣側のジャングルにワードを置いて、相手の侵入を察知する。視界がなくなると、安全なファームすらできなくなる。

MOBAの「逆転パターン」を知っておく

オブジェクトスティール

LoLのスマイト(ジャングラー専用のサモナースペル。中立モンスターに大ダメージを与える)でバロンやドラゴンを横取りする「スマイトスティール」。Dota 2でもロシャンのラストヒットを奪う場面がある。相手が集中してオブジェクトを削っている隙にスティールできれば、一気に流れが変わる。

相手の油断をつくキャッチ

有利な側のプレイヤーが1人で移動しているところを捕まえる。ゴールドが溜まっている相手を倒せばシャットダウンゴールド(連続キルしている相手を倒した時に得られるボーナスゴールド。通常より多い)が入り、ゴールド差が縮まる。

スケーリングで巻き返す

チームに後半型のキャラクター(LoLのカイサやジンクス、Dota 2のスペクターやメデューサなど)がいる場合、試合が長引くほど有利になる。不利でも試合を延ばすことに成功すれば、アイテムが揃った段階で逆転できる可能性がある。

サレンダーの判断基準

とはいえ、全ての負け試合で粘るべきかというと、そうとも限らない。勝ち目が極めて薄い試合を30分引き延ばすより、次の試合に切り替えたほうがトータルの勝率は上がる場合もある。

判断の目安としては「逆転の手段が具体的に思いつくか」。バロンスティールの可能性がある、後半型のキャリーがスケーリングで追いつきそう、相手が油断してキャッチされそう。こうした逆転の糸口が見えるなら粘る価値がある。

一方で、全レーンが崩壊して自陣のインヒビターが全て折れている、味方が2人AFKしている(Away From Keyboard。離席してゲームに参加していない状態)、といった状況では、次の試合に切り替えるのも合理的な判断だ。

このSTEPのまとめ

負け試合でも「死なない」「安全にファームする」「視界を守る」の3つを意識すれば、逆転のチャンスは生まれる。オブジェクトスティール、キャッチ、スケーリングが主な逆転パターン。

全ての試合で粘る必要はないが、「逆転の手段が思いつくなら粘る」という基準を持っておくと、サレンダーの判断もしやすくなる。

STEP3では連敗した時のメンタルコントロールを見ていく。

このSTEPどうだった?

コメントを読み込み中...
0 / 500
MOBAの記事一覧に戻る
ゲームがうまくなるデバイス一覧