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得意キャラを絞る -- 勝率を最大化するピック戦略

得意キャラを絞る -- 勝率を最大化するピック戦略

シリーズ3のSTEP5でソロランクのドラフト術を扱ったが、ここではさらに「ランクを上げる」という目的に特化したピック戦略を掘り下げる。結論から言えば、使うキャラクターを2〜3体に絞るのが最も効率的だ。

ランクを上げるなら「キャラ2-3体」に絞る

使用回数と勝率の相関 -- 慣れが勝率に与える影響

統計サイトのデータを見ると、あるキャラクターの使用回数が10回未満のプレイヤーと50回以上のプレイヤーでは、勝率に5〜10%程度の差が出ることがある。LoLのOP.GGやDota 2のDotabuffで自分のプロフィールを確認すると、使用回数が多いキャラクターほど勝率が高い傾向を確認できるはずだ。

この差は「そのキャラクターの限界を知っている」ことから来る。ダメージ交換で勝てるタイミング、スキルの射程感覚、パワースパイクの把握。これらは使い込まないと体に染み込まない。

3体に絞る理由は、メインの1体がBANされた時の保険。メインロールで2体、サブロールで1体。これが最小限で十分な持ち駒になる。

サブロール(セカンダリ)の選び方

サブロールで選ぶキャラクターは「シンプルで安定感があるもの」がいい。操作が複雑なキャラクターは不慣れなロールでは活かしきれない。

たとえばメインがADCで、サブがサポートなら、ジャンナ(シールドと回復でADCを守る安定したサポート)やソラカ(回復に特化したサポート)のような「味方を支えるだけで仕事ができる」キャラクターが適している。Dota 2なら、サブロールにライオン(スタンとバースト火力を持つ汎用サポート)やシャドウシャーマン(ディスエイブルとプッシュ能力を持つサポート)のような安定択を持っておくと安心だ。

ピック画面での判断 -- ドラフトの基本

味方の構成に足りないものを見てピックを調整する

ドラフト中に味方のピックが確定してきたら、構成の穴を確認する。ADばかりでAPがいない。タンクがいない。CCが足りない。

ただし、穴を埋めるために全く使えないキャラクターを出すのは逆効果であることはシリーズ3でも触れた。自分のプールの中から「構成に合うキャラクター」を選べるのがベストだ。

BANの考え方 -- 「自分が苦手なキャラ」をBANする

これもシリーズ3の繰り返しになるが、重要なので改めて。ソロキューのBANは「メタで最強のキャラ」よりも「自分が苦手なキャラ」に使うほうが勝率への影響が大きい場合がある。

自分がトップレーンメインで、ダリウス(序盤のレーン戦が非常に強い近接ファイター)が苦手なら、毎試合BANしてもいい。それだけで自分のレーンの勝率が上がる。

このSTEPのまとめ

ランクを効率的に上げるなら、使うキャラクターを2〜3体に絞る。使い込みによる勝率の上乗せは、メタキャラを浅く使うよりも大きい場合が多い。

サブロールはシンプルなキャラで安定させる。BANは自分が苦手なキャラに使う。ドラフトでは構成の穴を見つつ、自分のプールの範囲内で最適解を探る。

STEP3では負け試合の判断と向き合い方を見ていく。

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