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ショットコールの考え方 -- チームを動かすpingの使い方

ショットコールの考え方 -- チームを動かすpingの使い方

MOBAはチームゲームだ。5人が同じ方向を向いて動けたチームが勝つ。でも、ソロキューでは味方と事前に打ち合わせできない。そこで必要になるのがショットコール(shot call)。チームの次の行動を統一するための声かけ、あるいはpingによる合図のことだ。

プロの試合ではコーラー(指示を出す人)が「バロン行くよ」「引いて」「エンゲージ」と声で指示を出す。ソロキューでは声が使えないことも多いが、pingシステムを使えば十分にチームを動かせる。

ショットコールとは -- チームの行動を統一する声かけ

バラバラに動くチームが負ける理由 -- 「方向性の統一」が最優先

MOBAで最も勝率が下がるパターンは「味方がバラバラに動いている」状態だ。1人がトップでスプリット、1人がボットでCS、残り3人がミッドで睨み合い。全員が違うことを考えている。

この状態で相手が5人固まってミッドに来たら、3人は後退せざるを得ないし、スプリッターは間に合わないし、ボットの人は何も知らない。結果、タワーを2本折られて有利がひっくり返る。

逆に、判断が最適でなくても「全員が同じ動きをしている」チームは強い。全員でドラゴンに行く判断が仮に最善手でなかったとしても、3人がドラゴンで2人が別の場所にいるよりはマシだ。

全員の判断が一致しなくても「統一された動き」に勝る

これはプロのコーチやアナリストがよく言うことだ。「正しい判断」より「統一された判断」のほうが勝率が高い。5人が中途半端に正しいことを別々にやるより、5人で1つのことを全力でやるほうが結果が出やすい。

ソロキューでは完璧な統一は無理だけど、「次にやることを1つ示す」だけでチームの動きはかなり改善される。

ショットコールの実践テクニック

「次にやること」を1つだけpingで示す -- 複雑な指示は出さない

pingシステム(マップやスキルアイコンをクリックして味方に情報を伝える仕組み。LoLでは「注意」「退却」「ここに集まれ」「敵がいない」などがある。Dota 2にも同様のチャットホイールやpingがある)を使ったショットコールのコツは「1つだけ」伝えること。

「ドラゴン30秒後に沸くからミッドプッシュしてプライオリティ取ってからドラゴン前に集合して、ワードも置いて、相手のジャングラーを確認してから始めよう」。これは正しいかもしれないけど、ソロキューでこんな長い指示は伝わらない。

代わりに「ドラゴンpingを連打」→ 集まれpingを出す。これだけ。シンプルなpingが一番伝わる。

タイマー(オブジェクト)に合わせた事前コールの出し方

効果的なショットコールはオブジェクトのタイマーに合わせて出す。

ドラゴンが1分後に沸く。この時点で「ドラゴンpingを出す」。味方に「そろそろドラゴンだよ」と意識させる。30秒前にもう一度pingを出す。これで味方がドラゴン付近に集まり始める確率が上がる。

バロンやロシャンも同じ。タイマーが近づいたら事前にpingで予告して、全員の意識をそこに向ける。

もうひとつ大事なのが「退却」のコール。味方が不利な集団戦に突っ込みそうな時や、相手が5人固まっている場所に少人数で近づきそうな時に「退却ping」を出す。全員が聞いてくれるわけではないが、1人でも引いてくれればデス数が減る。

Pokemon UNITEでは「集合」「撤退」のクイックチャットが使えるので、サンダー出現前に「集合」を出しておくだけで勝率に影響する。

このSTEPのまとめ

ショットコールは「チームの動きを統一する」ための声かけやping。正しい判断より統一された判断のほうが勝率が高い。

ソロキューではpingで「次にやること」を1つだけ伝える。オブジェクトのタイマーに合わせた事前コールが最も効果的。複雑な指示は出さず、シンプルに。

マクロシリーズはここまで。次のシリーズ3ではピック&バン戦略を見ていく。ドラフトで試合を有利にする方法だ。

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